私たちは、麦わらの一味のような強い組織をめざしています。働くスタッフのつながりは、会社の同僚というより、同じ目的地に向かう船に乗る仲間。麦わらの一味のキャラクターのように、みんなが主役で、みんなが役割を持ち、チームで船を動かしています。20代の若い社員も多く、和気藹々とした風土。トップダウン型ではなく、一人ひとりがフラットに意見が言えるから、活躍の場もどんどん広がります。

かつて福島県内の旅館は宴会型が主流を占めていました。そんな状況下で、当館はいち早く「カラオケなし」「団体客なし」の個人客専用旅館へと転換。全室露天風呂付きの高級宿として人気を博し、磐梯熱海温泉において確たる地位を築いています。この個性輝く宿に魂を込めるのは、やはり接客サービスだと考えています。お客様一人ひとりに「あたたかい記憶」を残していただけるように、チームワークを重視。少数精鋭で素晴らしい時間を共有できる仲間を探しています。

当館のスタッフは若手揃い。宿主が43歳、料理長が42歳と共に40代前半、接客部門のリーダーは30歳、料理部門のサブリーダーは20代。そのほかの社員はほぼ全員が20歳代で、ここに30歳代〜60歳代のベテランのパートさんが加わる構成となっています。当館の場合は、正社員採用の場合でもまずアルバイトとして体験就業いただき、働きたいと確信いただけた段階で正社員登用となります。スキルや経験は不問、仲間として働けるかをもっとも重視しています。

正社員のほとんどは業界未経験での入社です。そのため、研修教育制度も充実させて、未経験からでもしっかりと接遇マナーを身につけることができます。高級宿としてサービスレベルは高い水準を求められますが、先輩社員がしっかりとフォローしてくれます。ほとんどの方が約２～3ヶ月で独り立ちできていますので、安心してエントリーしてください。

長く働いてもらえるようにと、社員のために考え抜いた業界屈指の待遇の良さが自慢。事実、離職率も低く、同業からの転職もあるほどです。その特徴の一例として、働き方が挙げられます。多くの旅館では、通しと呼ばれる朝から晩までの１日勤務が普通で、それがきつくてやめてしまうケースがあります。通しでは中抜けの時間もあるのですが、それでも長時間拘束に変わりはありません。当館では通しを止めて早番遅番制へと変更。長時間勤務、長時間拘束がなくなりました。また、基本水曜日を定休日とし、木曜日の午前中と合わせて毎週１日半の休みを確保しています。月に一度は連休も設定しているほか、オフシーズンには4〜5連休の休館日も設けています。

福利厚生面で人気なのが、ご両親招待制度。入社後半年が経過した新人社員が、ご自身の両親を当館に無料で宿泊招待ができる制度です。1人1泊3万円の高級宿の雰囲気を味わっていただけるだけでなく、普段は見ることができない働く姿を見ていただくことで安心感を持っていただけます。親孝行ができたと好評な制度です。その他にも、年2回の賞与、毎年の給与のベースアップ、残業代は全額支給など、働きぶりをきちんと給与に反映しています。

仲間意識を育む場を豊富に用意しています。懇親会、歓送迎会、お疲れ様会などは定期的に開催。普段の顔とは違った一面を垣間見る機会になっています。また、観光の先進地視察を目的とした社員旅行も毎年実施しています。今年は5月に沖縄にて実施。美ら海水族館や現地の民謡実演、観光地などを視察するなど、社員一人ひとりが観光について考える機会になっています。

そのほか、自分の会社や社会の仕組みを知る勉強会も開催。例えば、この7月にはPL（Profit and Loss Statement）いわゆる損益計算書の勉強会を開催しました。会社の売上が何にどう使われているか、社員の給料はどうのように計算されているのかを、ボードゲームを通じた楽しみながら学びました。